「心地いい家族のカタチ」

 

                     家庭教育推進委員会/家庭教育講演会

10月22日(土) 生涯学習センター

 

 掃除、洗濯、炊事にゴミ出し。一見、なんてことはないと思われがちな『家事』ですが、これってやればやるほどすごく奥が深く、そのうえ子どもの送り迎えにPTA活動などの育児も加わり主婦(主夫)って何かと大変ですよね。

 そこで今回は、家族と家事の在り方を考えてもらおうと、家庭教育講演会「楽家事でいこう~きっと毎日が楽しくなる~」をテーマに、大学卒業後、サラリーマンなどを経て結婚し、主夫になられた山田亮氏(家事ジャーナリスト)をお迎えし、高松市生涯学習課との共催事業として家庭教育講演会を行いました。

 男女平等の理念を受け入れた日本。「男は仕事、女は家庭」といった図式は、男女関係なく同じ条件で仕事をしているのだから男性にも家事・育児が求められるのは当然という声がある反面、依然として育児は母親がすべきという声もあり賛否両論あるでしょう。しかし、男性の家事・育児を推奨する声もあることから、抵抗感も減り、共同化・共家事しやすい時代となっていることも事実です。

『家事は出来る人が出来ることをすればいい』

 例えば、ご飯を食べた後の食器を水につけてくれるだけでも食器洗いが楽になります。ひとりひとりができることを実践するだけで楽家事に繋がります。

『男性の生活自立が夫婦を救う』

 人は皆、男性であっても女性であっても、いつかは誰もがひとりになる可能性があります。幸せな老後をおくるには、ひとりになってしまったときに自立して生きていけるよう、準備をしておくことが大切です。あなたの自立度をチェックしてみましょう。

いかがでしたか?たくさん□が入るほど自立している証しです。

実際に家事を手伝うようになった男性からは、

  • 妻の行動に理解を示すようになり、妻に対する気持ちが変わった。
  • 子どもと接する時間も増え、家庭内の雰囲気が良くなった。

という意見もありました。将来を見据え、子どもたちにお手伝いさせることも大切ですね。

 毎日楽しく家事を行い、あなたらしい家族のカタチを創ってみてはいかがでしょうか。

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